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店主:ハイボールたじま、豊橋でシーシャ屋を始める。


初回のブログでもあるので自己紹介をしながら描いていこうと思います。


以前は東京のデリヘル「贅沢なひと時」で店長をしていました。そんな中、現在の店舗(旧ダリカフェ)のオーナーさんがTwitter上にシーシャ屋をしたい人募集!店舗、機材丸々お渡しします。とかなり好条件での告知をかけていたのが最初のきっかけです。実際に興味を持ってからは即DMをし、自分の想いや引き継いだ後はこんなお店にしたいとやりとりをして実際に名古屋で対面でお話しをして受け継ぐことになりました。(実際のツイートはこちら↓)

その時期はまだ店長をしていたのですがランニングコストを払いながら人に運営を任せてお店を成立させる。そんな器用な事もまだできないっていう葛藤もあり、27歳。30までに何か成立させたい0→1を作り上げてみたい。何者かになるんだ。そんな気持ちが込み上げてきてデリヘル代表の浅野さんにも気持ちを伝えて。。新しい事業に挑戦することを承諾してもらいました。結果を出すまで帰ってくるなよって激励付き(笑)

簡単な経緯はこんな感じです。ついで自分の自己紹介。少し長くなるのですが見ていただけると幸いです。


出身は福岡です。

福岡市東区の箱崎という地名で春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならび博多三大祭りに数えられる筥崎宮放生会をやってる土地です。かなり大きなお祭りがあって小さい頃はお祭りムードのワイワイした雰囲気に包まれるのがすごく好きでした。


高校生の時に一人暮らしをしたい。自分の事を誰も知らない土地に行くのってワクワクするじゃないですか!そんなこんなで国立大学であれば将来も安心。安定を選び当時の成績で入れそうだった沖縄の琉球大学に進学を決めました。


4年間の沖縄生活は楽しかった。海も近いし気温は年中暖かい。大学で出来た友達の結婚式にもこの前行くくらい、仲良くしてくれる人もできて第二の故郷だと勝手に思っています!4年間は建設、土木の勉強、最後は水理学「波」の勉強をしていました。


ただ大学生、時間は腐るあるが趣味はなく、何も感じず受け入れ、流されて。興味が無いことはやらなければいいと生意気な「怠惰の象徴」だった時期。刺激を欲しさに後味が悪い作品をあさっていたら衝撃の出会い。映画も2時間集中して見れない、マンガも読み方が難しくて途中で疲れてしまう。そんな恐ろしく適性がない鑑賞能力でも徹夜して一気読みしてしまった、そんな衝撃的な作品にであった。それが新井英樹さんの

「ザ・ワールド・イズ・マイン」(いずれお店にも置きます!)




絵柄は全く好みではなかったのですが、中毒性があって、これ以上の漫画は今も知らない。←感情のバイアスもあったりして。善の心の裏側、悪の部分。それによって心の中に湧き上がる葛藤。次から次に作品からくる「問い」勉強とか将来とか、その時の自分が考えていることがとても些末に思えました。それと同時に自我の目覚めがあったのだと。作中での言葉「俺は俺を肯定する」この言葉が未だに自分を動かしているところも…あります。


ただ、そんな目覚めたばかりの自我には今までのルートを変える力もなくそのまま新卒で鉄道会社(JR西日本)へ就職したんです。「周りが大手企業の就活をしていたから」と「大手だと食いっぱぐれずに安定してそうだから」という安直な理由でした。

沖縄はうちなータイムという言葉がある通り、時間に対して結構大らかで、人も温かいし、大学生で時間の自由もあって1人でも生きていけるそんな生活環境でした。

そこからの一分一秒が問われる鉄道会社勤務。

自分には当たり前のことを毎日毎日こなすのがとてつもなく苦痛で、日々研修と作業、確認業務の繰り返し。毎日一定の作業を終えることが仕事になっている日常。この仕事って自分じゃなくてもできるなって入社直後から思う部分が多くて。泊まり込みの研修とかは地獄でした。軍隊かよって思うぐらい、200人くらいの同期が同じことをしていて。。。

鉄道はなくてはならない仕事です、ミスが許されない。毎日人々の生活を支えて運行することも大切ですが、仕事の中に自分らしさを作れるのかって。人生を本気で考えた時に、「一生これが続くのか……」って考えると耐えられなくて、辞めました。本当に自分の将来について考えた時に生産性が高いことをしたい、作業ではなくて自分で考えて仕事がしたいって思ったんです。究極将来は自分で経営してみたいなって。(今はその途中。商売として成立させることが夢です。)


当時は分析とか数字には自信があったので、それを活かしたいなと。経営者の側でスキルを学びながら出来る仕事を探しお金の流れが大きい場所を調べていると……この風俗業界「は魅力的でした。風俗系の仕事を調べている内に、贅沢の代表浅野さんのインタビュー記事を見つけて衝撃を受けました。思考もすごくロジカルに形成されていてなおかつ面白いし。持っていたこの風俗イメージを覆す考え方でした。嘘偽りのない求人内容と代表自ら顔出しをしているっていうのも要因の一つでした。浅野さんの記事。正直震えるほどワクワクした↓(画像リンク記事に飛びます!)




実際に記事を読んですぐ電話した。「風俗業界は未経験ですが、経営を学びたいです。働かせて下さい」アポも取らず、いきなり電話口で働かせてくださいと伝えたのにも関わらず、丁寧に業界や業務、経営者としての日常、他のスタッフがどのくらいの熱量で働いているのか等話し込んでくれて。


浅野代表「問い合わせは嬉しいことだけれど、簡単な仕事ではないし、高いレベルの仕事のクオリティを要求する。経営者になることは人とは違う人生を歩むということ。中途半端な気持ちや迷いがあるならやめておいた方がいい、お互いの時間の無駄になっちゃうから。現状、人手が足りていないわけではないけれど高い志があって、本当に興味を持ってくれているなら、面接に来てください。お話ししましょう」


そんなシビアな環境でお店を成功させてる。だけどもこんな何もない自分にここまで声をかけてくれるんだって。それは今の自分の軸にもなっていて自分の発信でアクションをしてくれた人は尊い。真摯にそしてお互いがハッピーになれるように一生懸命対応するようにしています。実際にプレオープンで来てくださった方はインスタorTwitterの宣伝で感謝の限りです。


デリヘル贅沢なひと時に入社したての頃は本当に人の気持ちが分からず、いや分かろうとせず色々な人に迷惑をかけた。電話をとるのもエロエンタメを語るのも時間がかかった、そんなロボットみたいな自分にスタッフキャストずっと熱を与えてくれて皆支えてくれて少しずつ仕事での信頼をしてくれるようになって。当たり前のことを当たり前にする。ただ仕事にしてる日常は常に非日常。客単価4万円の仕事。そこには夢や期待、そこに向き合うキャストの想いや気持ち。楽しんでもらうため、キャストに夢を叶えてもらえるために頑張った。


泥臭く毎日色んな経験をした。楽しいこともあれば、どう転んでもバッドな結末にしかならないトラブルをちょっとでも良くなるようにもがいたり日々奮闘した。心も身体も疲れて癒しを求めていた時に巡り合ったのがシーシャ。意図的に無の時間を作り出すことが苦手だった自分にはぴったりでした。大体2時間くらいリラックスしてまったりと煙を楽しむ。リラックスしながら知人と一緒に、薄暗いお店で少し酔いながらのお話ししてもいいし煙もくもく、作業はさくさく1人時間も楽しめる。シーシャの香りと、ぶくぶくとする音、煙、深呼吸のような深い呼吸がじわっと幸福感を上昇させてくれる。そんなシーシャが好きで自宅でもシーシャを吸うようになりズブズブとシーシャ沼にはまっていきました。


その後は店長になったり、大学の後輩を入社させたり、時期的にコロナになったりしたけどこの贅沢で過ごした時間は嘘偽りなく人生の中でも初めて自己意思で動いた充実した。そしてこれからも人生のベストを更新していくと思う(根拠はないけれど)


人生100年のこの時代で時間を共有してる人達は運命共同体。その中でも一対一で話せるなんてどれほどの確率で貴重なのか。すごく染み渡ってる人生観です。

やるぜ。本気で。

色々なシーシャ屋さんに行くけれどやっぱり自分のシーシャも美味い。4年間誰に作るわけでもなく自分の為だけに作った。使う機材やフレーバー、作り方から強くこだわる。美味いものを作るために色々と調べた。熱の伝導率や湿度の問題、味覚嗅覚。全てが繋がって美味いもんができる。それを表現できる環境がある。なんと恵まれてるんだこのチャンスを逃したら一生来ないぞって。



地球、いや宇宙の物は見えない力でひかれあって成立してるんだって。

好き嫌いだってそうで好きもの同士で繋がる、距離はそんなに関係ない。

今一瞬この文を書いてる一分一秒が積み重なって人生。

毎日が積み重なって人生。

人生での確率は収束しないから、本当に明日が訪れないかもしれない。そんなことを考えたら今日をね、楽しんだ方がいいと思うんです。

そんな自己紹介でした!

また素早く次のブログを書きます!!

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